サイコ淫フェルノ

収集しているベガグッズとか、その他色々。※ブログ内で掲載している画像や写真の転載・使用禁止

自作ベガぬいぐるみ

お久しぶりです。

恒例の、年末になってから慌てて新規で記事を書くやつです。

 

年内にどうしてもまとめたかったこと…。

 

ベガのぬいぐるみを僕の手で生み出したこと、です!!

 

時は3月に遡ります。

推しのぬいぐるみを自作する為の本を入手したので、ベガを生み出そうと思い立ったわけで…。

ベガのぬいぐるみそのものは数種が公式で発売されたことがありました。

どれも可愛いのですが、(もっと似てるものが出ないかな…)と考えてしまうこともあり……。

今回、素晴らしい本が手に入ったので自分の理想のベガを作るべく、約3ヶ月に渡って奮闘した記録になります。

 

まずはぬいぐるみを作るにあたり、どんなものにするかイメージ画を練りました。

今回ぬいぐるみを作るうえで自分に課していたルールは、『可愛さを出したうえで元のキャラクターの雰囲気に限りなく寄せる』というもの。

そのため、顔のシワなどは残してデフォルメするよう心掛けました。

 

生地の裁断。

これを切っているときは正直本当に形になるのか不安でした。

立体に弱すぎてどのパーツが何になるのかあまりピンとこない…。

 

ぬいぐるみの顔のパーツは近頃ワッペンや布用マーカー、布用アイロンプリントなど選択肢は沢山ありますが、今回はとにかく完成度を追求するために刺繍で表現。

刺繍ははじめての経験でしたが、YouTubeの動画とにらめっこしてなんとか形に。

なにより、刺繍用のシートが粘着性で透明度が高いものだったので作業がしやすかったです。

刺繍を終えてシートを溶かしたらこんな感じに。

この時点でかなりベガ、天才かもしれない…。

 

ぬいぐるみに筋肉をつける方法を見つけたので、ベガぬいにも胸筋と腹筋をつけました。

頭をくっつけてこんな感じ。

この時点ではアンバランスさを感じてましたね。

やらかしたかも…!と思いきや!

綿を詰めたら可愛くなりました!

オールバックの表現もなかなか様になったかと思います。

 

綿を詰められてぬいぐるみらしさが出たそれを手にすると、もうこれで完成でいいのでは…という妥協も生まれそうになりましたが

流石に素っ裸なベガをお出かけに連れ回したりするのは不憫なので衣装作りに着手。

洋服に使う布たち。

合皮に見えるサテンなんかも近頃はあるんですね、驚き…。

合皮は経年劣化が出てしまいますが、サテンなら劣化の心配は無い為採用。

軍帽作りが一番苦戦しました。

軍帽のぬいぐるみ用の型紙が存在しない為、世に出回る型紙とにらめっこしながら、ベガが被っているそれになるよう手直しに手直しを重ねました。

服作りに着手してから気づいた…。

さてはぬいぐるみ作り、本体を作ることより服を作るほうが難しいんじゃないか、と。

服のサイズはかなり手直しを加えました。

なるべく本物の服のように作りたかったので背中にマジックテープをつけないようアレンジしたり、胸筋を作り込んでしまったベガでも着れるよう既存の型紙よりも少し大きめに作ったり…。

そんなこんなで完成したベガぬいがこちら。

肩や腕、ブーツの装備品はフェルトで表現。

ベルトや帽子のツバはサテンがほつれないよう、厳重にボンドなどで補強に補強を重ねました。

軍帽の形もベガらしくキマったと思います。

エンブレムはストⅤの特典についてきたピンズをつけました。

これがとてもしっくりきて驚いてます。

ベガの服は脱着可能。

服の下からいつでも筋肉を拝めます。

頭の丸みもきれい。

 

 

3月に作業着手して、完成したのは6月。

ベガの誕生日に間に合わなかったのが口惜しいですが、今後のベガ誕生祭をお祝いする仲間ができました。

20cm程度あるため外に連れて行ったときの存在感も抜群。

 

ぬいぐるみ作りは作っているときは「もう次は作りたくない!」だなんて思うくらい大変なのですが、いざ完成すると自分の思い描くものを形にできた達成感で「また次も作ってみよう」と思えます。

そしてまた生みの苦しみを経験するループ…。

裁縫が苦手で、学生の頃から全くやってこなかった僕でもできました。

なのでもし、もしこの記事を読んでぬいぐるみ作りに興味を持ったら是非作ってみてください。

 

おまけ

別作品ですが、

北斗の拳大原画展に向けてカーネルのぬいぐるみも製作しました。

ベガぬいよりもずっと小さいサイズなので、服を作るのはベガ以上に苦戦しました…。

持ち歩きやすいサイズ感なので、いずれ小さいベガも作りたいなと思います。

そのときはまた記事にできたらいいなぁ。

 

 

今年はスト6の発売に伴い、ベガの今後を憂い心を病むこともありましたがなんとか生き抜けました。

好きになれなかったゼネラルストーリーの続編かつ、キャラクターの設定やストーリーの流れに大胆な追加や進展があり…個人的には現状手放しに参戦を望める状況ではないのが本音です。

ですが、ベガのことを心から愛していることに変わりはありません。

ベガは最新作にいなくても、僕の傍にいます。

来年も再来年も5年先10年先もベガを幸せにしつつ、ベガから沢山の幸せを貰える人生を歩んでいけたらいいな。

 

本年度もおせわになりました。

来年もよろしくお願いします。